安養寺らーめんとは

信州みそ発祥の地 佐久・安養寺

信州東の玄関口、佐久市にある臨済宗「安養寺」は鎌倉時代の僧・覚心の遺志で開かれたお寺。覚心は、まだ修行時代だった頃、中国に渡ってみそ造りの技術を学び、日本に戻り各地に広めました。覚心ゆかりの安養寺は信州みそ発祥の地と言われています。そのことを知った現在の第八十七代、田嶋英俊住職は寺周辺の畑で自ら種をまき、檀家の方と共に大豆を育て始めました。そして江戸時代から続く地元の老舗みそ蔵「(資)和泉屋商店」が、その大豆と佐久平一帯でとれた米、天然の塩を使い、丹精込めて長期熟成させた味噌を造り上げました。信州みその原点である「安養寺みそ」の復活です。安養寺みそは良い意味で「田舎風味」。素朴で、本物の味を残しています。

安養寺みそでご当地ラーメン誕生へ

「ラーメンで元気な街づくりの一翼を担えれば…」そんな熱い思いを持った地元ラーメン店と行政や佐久商工会議所が協力。佐久の豊かな食に関する歴史文化や美味しさを広くPRし、特産物を生み出そうと安養寺みそを使った新たなるご当地ラーメン誕生へと動き出しました。試作会や会議を重ね、美味しくて飽きのこない味を求めて幾多の試行錯誤を繰り返し、ついに「安養寺ら~めん」は完成しました。そんな佐久のご当地ラーメンは進化を続け、取扱い店も増やし、『信州ラーメン界のカリスマ』塚田兼司氏をスーパーバイザーとして迎え、全国に誇る美味しいラーメンを目指しています。安養寺の田嶋住職は「もっともっと地元で愛されるものになっていってもらえたら。お寺の長い歴史のように、安養寺ら~めんもずーっと残していってもらいたい」と語ります。

広がりを見せる安養寺ら〜めん

6店舗でスタートした安養寺ら~めん。「素材からおいしいラーメンを作ろう」と安養寺住職や檀家の方々に教わりながら、毎年店主達が大豆の種まきや収穫も行っています。その安養寺ら~めん成功への思いの強さが2年目の安養寺ら〜めんの輪を広げ、参加店舗は6店舗から16店にまで増えました。また、関東甲信越地方の約2500店舗のコンビニエンスストアでは安養寺ら〜めんの販売を期間限定で行い、さらに広がりを見せ始めました。3年目の夏には新たなファンを増やすために、初めての試みである「冷やし安養寺ら~めん」を11店舗で売り出すなど、安養寺ら~めんの可能性をひろげています。

地域で愛されるラーメンを目指す

移動屋台“安養寺ら~めん号”を使い、地元保育園の園児や小学生・施設の方々に安養寺ら~めんを振舞うイベントを定期的に行っています。子どもたちの「おいしい!!」という歓声が会場を包みました。2009年10月に安養寺ら~めんのコンビニ発売イベントを行うと、その園児たちがお手伝いに来てくれるなど、交流が続いています。子供達が一生懸命描いた安養寺ら~めんポスターは、力作ぞろいで「美味しいラーメンを作ろう!」とラーメン店主たちの励みになっています。地域との交流を深め、地元の方々に温かく応援していただきながら、さらに地元の活性に役立てるラーメンへ成長させたいと考えています。