夢の安養寺らーめんづくり
「安養寺ら~めんを通じた誇りと愛着の持てる人と地域づくり」
3年前、佐久市に生まれたご当地グルメ「安養寺ら~めん」。この盛上がりを一過性のブームで終わらせないために「安養寺ら~めんに愛着を持ってもらい、地域で育ててもらおう」と、安養寺ら~めん取扱店による「佐久のご当地グルメを通じて誇りと愛着の持てる人と地域づくり」事業が始まりました。
今年度は、長野県元気作り支援金補助事業として、地元の子どもたちが地域の産業や地産地消を学び、地域への愛情を育む機会として、佐久市立平根小学校4年生を対象に「安養寺ら~めんを学ぶ学習」を行い、子どもたちが考える『夢の安養寺ら~めん』を作りました。
平根小学校で「夢の安養寺ら~めんづくり」
9月2日、この日は子供たちが一番楽しみにしていた日です。平根小学校の家庭科室で自分たちが描いた「夢の安養寺ら~めんづくり」を、ラーメンのプロと力を合わせて自ら作るのです。 「夢の安養寺ら~めんづくり」を実現するため、焼き肉、唐揚げ、キムチ、スナック菓子など30種類以上にも及ぶ具材を用意しました。ラーメンの移動販売車から運んだスープと麺に、自分たちが描いた具材をトッピングし、一つの作品のように仕上げていきました。
そして出来上がったラーメンに舌鼓。自分のアイディアが盛り込まれているだけに、思いもひとしお。他の友達のラーメンも気になる様子でしたが、みんな自分のラーメンがいちばん。自分が考えたラーメンは、今まで食べたどんなラーメンよりも新鮮で、おいしく食べることができました。安養寺ら~めんへの関心がより高まり、次はもっと違うのを考えたいと、新たな創作意欲を見せる児童もいました。
最後にメンバーが子供たちのアイディアをまとめ、「さく市元気祭り」で販売する「夢の安養寺ら~めん」をお披露目しました。
さく市元気祭り夢の安養寺ら~めん販売体験
そしてクライマックスは、「さく市元気祭り」での販売体験。佐久上海餃子、駒月みそかつ丼、むしり、安養寺みそおやきと並んで、佐久のご当地グルメコーナーを出展しました。
子供たちは調理場に入り、「七代目助屋」の金子さんと、「ととろ亭」の井出さんの指導のもと、湯切りやトッピングや調理補助を手伝ってくれました。実際にお客さんに提供するとあって、子供の目は真剣そのもの。そんな姿に「うれしくて涙が出てきました」と金子さん。自分たちのアイディアが盛り込まれたラーメンとあって、愛着や思いも強く「ぼくたちが考えた、夢の安養寺ら~めんはいかがですか」「おいしいですよ」と、祭りに訪れたお客さんに、一生懸命に売り込んでいました。
子供たちが考え作っているとあって、両親だけでなく祖父母も食べてくれました。3世代にわたって安養寺ら~めんを楽しんでもらえました。当日、お手伝いに参加した児童の母親は、「今までまったく関心のなかった味噌に興味を持ったり、ラーメン屋さんに出掛けると安養寺ら~めんが食べたいというようになりました」と感想を話してくれました。販売も予想を上回る盛況ぶりで、当初予定の2倍を販売し、安養寺ら~めんを広くアピールすることができました。安養寺ら~めんに深い関心をもってもらい、地元で愛される地域グルメとして、知ってもらうきっかけになったことに、充実感を味わいました。
「一瞬で終わるブームではなく、広く、長く地域に根ざしていきたい」。
ブームから文化へ、安養寺ら~めんは新たな一歩を踏み出しました。

